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線路巡礼2

美しい線路を紹介する日記ブログです。60歳で潔く定年退職♪毎日楽しく美しく(笑)

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イスラエル聖地巡礼旅行記7、十字架の道の有名ステージ。聖地巡礼の母ヘレナのおかげでエルサレムは素晴らしい巡礼先になりました(ヴィア・ドロローサ、聖墳墓教会)

イスラエル聖地巡礼旅行記3日目の続き
まだ朝の9時頃なんですけどエルサレムは暑い
イスラム教の聖地「神殿の丘」には入れず(泣)、
ユダヤ教の聖地「嘆きの壁」をまた見た後、
次はキリスト教の聖地ですが

エルサレムはキリスト教の聖地だらけ(汗)

ローマ時代後期にキリスト教が国教化されてしまった頃
その宗教の出所に皆が関心を持つようになりました
でもイエスが死んだ後
ユダヤの神殿も壁を残して取り壊された後
エルサレムは荒れ放題
やがてイスラムの支配下になりますが
それでも巡礼者はやって来ます
ところが
せっかく来たのに何もないのでは困ります
何か達成感とか一体感が欲しい
ということで
聖書の内容を手掛かりに
エルサレムの城内、城外を問わず
聖書に書かれた伝説の場所が次々と決められていったのでありました
これが聖地巡礼
つまり
当初から観光的な要素が強い
地域おこしの模範となるような(殴)

だから
聖地がとんでもなくたくさんあります
そしてそのほとんど全てが、
かなり後世の人間が
ここだったんじゃないの?と決めた場所ばかり
だから
正統な歴史的価値は?なモノばかりですが
そういうことは気にしない(苦笑)

ということで
キリスト教聖地巡礼スタートですが
ここでは
イエスが十字架を担いで歩いたとされるハイライトシーンを辿るのが
定番となっています
名付けて
ヴィア・ドロローサ(訳:悲しみの道)
十字架の道とでも呼んだ方が分かりやすい
素晴らしいことに
有名なステージ毎に番号が振られているのです
「Ⅰ」から「14」まで
なんて親切なんでしょう(笑)

それでは
悲しみながら歩きましょう
ゴールまで約1キロ

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Ⅱ.鞭打ちの教会
スタート地点は
モスレム地区の中にあります
ここでイエスは鞭で打たれ
あの有名な十字架を担がされます

イメージ 1

こちらの団体は十字架を担いで歩くみたいです
欧米観光客は
こういうパフォーマンスが大好き
私もちょっとやってみたかった(爆)

ところで「Ⅰ」はどうしたのでしょう?
Ⅰ.判決を受ける
通りを挟んで反対側にイエスが死刑判決を受けた建物の跡があるそうです
今は地元の小学校だとか
どうしてそこがスタート地点じゃないのか謎ですが
フランスシスコ派という一派が毎週金曜日におこなっている
巡礼パレードはそこが出発地点だそうです

キリスト教の闇
そもそも
このステージの場所や番号も各宗派毎に違うらしいのです
(そもそも後から誰かが勝手に決めたモノですからね)
この闇は
ゴール地点でもっと鮮明に

イメージ 3

狭い道を西に進むと
エッケ・ホモ教会
このアーチはローマ時代の由緒ある正統派歴史的遺産
ここも聖書に出て来るそうですが
何故かステージに入っていません
宗派間の争いによる政治的理由?(阿呆ですね)

ダマスカス門に通じる道に出ます
ここで左折

イメージ 4

この角に二つのステージが並んでます

Ⅲ.最初につまずく(左側)
イエスが十字架の重みに耐えかねて最初につまずいた場所、そのまんま

Ⅳ.苦悩の母のマリア教会(右側)
母親のマリアがそれを見ていた場所
ナザレではイエスに「女」と言われた人ですけど
信者の間の人気は絶大

すぐに右折

イメージ 5

Ⅴ.シモンがイエスの代わりに十字架を背負う
たまたま居合わせた赤の他人のシモンさんが
イエスの代わりにしばらく十字架を背負う羽目に
どうしてこれがステージになるほどの美談なのか部外者にはワカリマセン

真っ直ぐな坂の小路を上がって行きます

イメージ 6

Ⅵ.ベロニカ教会
ベロニカさん(女性)がイエスの顔をハンカチで拭いてあげました
そしたらそのハンカチに…
よくある話ですね

大きな市場通り(スーク)と交差して、左へ

イメージ 7

Ⅶ.再びつまずく
当時はここが城壁で門がありました
十字架を担いだイエス一行はここから城外に出ました
その門でつまずいちゃったらしいのです
現在は
そのまままっすぐ歩けないので迂回

イメージ 8

Ⅷ.鞭打ちの教会
これは現在建っている教会の名前(Ⅱと同じ名前ですね)
その壁に
十字架が刻まれています
ステージ的にどういう意味があるのだか部外者にはワカリマセン

再び小路に入って階段を昇る途中

イメージ 9

現代のイエスとすれ違いました!
しかも十字架を三人分も担いでます
有り難や(笑)

イメージ 10

Ⅸ.3度目につまずく
もうゴールの聖墳墓教会が見えます
アクセントに十字架がたてかけてあるのがオシャレ

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そして
これが聖墳墓教会の裏側
いわゆるゴルゴダの丘
ゴルゴ13はこちらの出身と言う伝説を聞いたことがあります

こちらの小さな裏口から入ると
エチオピア正教の教会になっていて
ここを通ってそのまま正面口に出られるそうなのですが
この日は結婚式をやっていて通れない?
ドンドコドンドコ

仕方ないので道を戻って
もうこの辺りはキリスト教徒が住むエリア

イメージ 12

ようやく
聖墳墓教会の正面に出ました
建物が混みあっていて
なんか全体像がよく分からないのですが(汗)

この教会こそ
キリスト教宗派争いの闇の典型
この管理権を巡って6つの宗派が争っています
とりわけクリミア戦(1853年)の時は酷かったみたいで
その後
聖地では一切何も変えない、と言う国際ルールが出来ました

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入口正面2階のハシゴ
これはイスラム教徒に意地悪されていた頃
ここからの食料品の搬入用に使われていたいわくつきのモノ
もう必要ないのですが
これすら動かしてはイケナイという国際ルール
そのうち
朽ち果てるか
自然落下するか
関係者が注目しているそうです(笑)

ステージⅪから「14」まではこの中にあります
聖地エルサレムにおいて
キリスト教最大の聖地

それでは中に入りましょう
普段は観光客でものすごく混んでいるそうですが
この日はそうでもないそうです
狭い階段を2階に昇ります

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Ⅺ.十字架に釘づけ
ここでトントントンとされたそうです
本当の話かどうかは知りません

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Ⅻ.息を引き取る
まさにハイライト
十字架にかけられた場所

イメージ 17

豪華な装飾の下に台があって
その下に潜り込む順番を大人しく待ちます
そこに
十字架がたてられた穴、があったらしい
だから
十字架ストーリーが正しければ、
事実上イエスが死んだ場所

ちなみに
ⅪとⅫの間に「13」があります

イメージ 15

13.マリアが亡骸を受け取る
ただ肖像画があるだけ
わざわざステージの番号が付けられる意味があるんですね?

イメージ 18

こんな感じ
普段はものすごい行列らしいのですが
この日はスムーズに
ちなにみ十字架の穴ってどんな感じだったのか忘れました(殴)
やっぱり写真を撮らなくちゃダメだね

そして下に降ります

イメージ 19

ここが十字架の真下
なんとあのアダムの墓らしいのです
つまり
イエスの血が地下の人類の祖先のアダムに流れて
あとはどうなるんでしょう
エヴァンゲリオンもそんな感じのストーリーでしたっけ?
聖杯(イエスの血を注いだ)とか
ロンギヌスの槍(聖槍、イエスの死体を突いて確認した)とか
ここが出どころのハズ
パクリ?(殴)

そして巡礼はゴール地点に続きます

イメージ 21

14.イエスの墓
大きな祭壇があります
ちょっと並びます

6人ずつで入って
さらに中で3人ずつ
ここを仕切っている司教が妙に張り切っています

イメージ 20

これがイエスの墓?
ちょっとピンと来ません
でも
これが聖地巡礼のゴールなんです
普段はこのゴールを見るために礼拝堂で1時間くらい並ぶんだって
私達には神のご加護が相当あるみたいですね(笑)

イメージ 22

その礼拝堂の反対側
別の礼拝堂
普段は入れないのに開いています

ガイドさん曰く
あの置き物だけ早く写真を撮って来て!

すぐに司祭が来て
立入禁止になってしまいました、なんだったんだろ?

よく分かりませんが
あれは世界の中心と言われる重要な置き物だとか
賽銭箱みたいに見えましたけど(殴)

さらにその下の階(地下)

イメージ 23

聖ヘレナ教会(改修工事中)
ココの床のモザイクはキレイ
工事中ですが説明の間だけ機械を停めてくれました、感謝(またご加護が!)

この場所をキリスト最後の場所ゴルゴダの丘と決めて
最初の教会を建てたのが
ローマ皇帝コンスタンティヌス帝の母ヘレナ
絶頂期の頃のローマ皇帝の母親ですから
カネと権力は有り余っています

彼女が聖地巡礼マニアで
この辺りの聖書の世界を多く旅して
あちこちに巡礼スポットを作りました
まさに
聖地巡礼の母!

イエスやマリアより偉いんじゃないかな?(ちょっとホンキ)

イメージ 24

正面出口に付近に戻ります
香油を注がれた石
イエスの遺体に香油を塗った場所とされています
当時は
遺体は洞窟に入れて埋葬して
その後骨になったら別の埋葬する
というようなストーリーが背後の絵に描かれています
つまり
さきほどのイエスの墓は当時の横穴洞窟ということ
イエスが死んだ何百年後に
ヘレナさんはどうやって場所を特定したのかは永遠の謎
彼女のおかげで
その数千年後
世界の聖地巡礼先としてすばらしい観光地になっています

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十字架の道と14のステージ
これで
キリスト教聖地巡礼もお終い
正確には
旧市街の城壁の中の巡礼はお終い(外にはまだあるんです。汗)
長かったですけど
まだお昼前
ということで記事はまだ続きます

線路も出てこないのに
こんなに詳細な巡礼記事を書いていたら
そのうち洗礼してしまうんじゃないかしら

と言う心配は
今のところ皆無です(苦笑)
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コメント

No title

前回、今回と記事を書くのにかなり時間がかかったのでは?
読むだけでもかかりましたから^^。
勉強になりました。
次の記事は線路が出てくる予感が・・・。

No title

> なおさん
歴史の猛勉強をしながら書いてます(笑)
旅行前にはろくに調べなかったのに(殴)
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